キャリア難民を救う「本音のキャリアカウンセリング」キャリアカウンセラーの向井崇広です。

転職活動やキャリアアップに取り組む前の土台を固めるキャリアカウンセリングをお届けしています。

カウンセラー
向井

このページはやりたい仕事探しに大切なことのお話です。

「やりたい仕事」が分からず困っている、というリクエストをお客様から多く頂きます。

なぜ、やりたい仕事を自然に見つけられないのか?を3つの面から考えてみます。

一つ目は、世の中にある職業についてまだよく知らない、という理由です。

キャリア支援の現場では「職業ガイダンス」という方法で解決をはかります。

職業興味検査(VPIなど)やカードソート(価値観が書かれたカードを選択する)といった検査ツールを使い、お客様の興味や価値観の方向性を確認して、それにそった職業を調べてゆきます。実際に働いている人の様子を観察する、職業について書かれた本を読む、「情熱大陸」のようなテレビ番組から情報を得る、という方法も有効です。

2つ目にご自身のスキル・心がけを理解できているか?の問題です。

職業能力検査(GATBなど)やストレングスファインダー(米ギャラップ社)という方法でその方の持つスキル面の強みを分析することで、仕事面で適性を探ることができます。

その分野について職業訓練・資格試験で勉強してみる、アルバイト(お試し就業)してみる、仕事に就いている方に直接インタビューする、という方法もあるでしょう。

過去の振り返りをキャリアカウンセラーと一緒にすることで、自分自身では気づけなかった自分の強みや意識していることなど整理することもできるでしょう。

・・・ここまでは一般的な方法ですし、私もこの方法を多用しています。

ただ、この方法とは別に、3つ目の方法が忘れがちですが、大切です。

「そもそも、自分が好きな事・叶えたいことは何か?」がご本人の中で明確化できているか?

ここが仕事の動機や価値観となります。これがあると、仕事で頑張りが効くようになります。

キャリアを築いてゆくために大切な自分の内側の要素は、以下の3つのイメージです。

思考(頭) × 感情(心) × 行動(足)

これらがバランスよく整っているか?を意識してみてください。

この点を意識してみてゆくと上記で取り上げた内容は、思考(頭)と行動(足)に偏っていることが分かります。

(※価値観の中には感情も含まれています。)

自分の感情(心)がしっかりと意識出来ている事で、「自分の仕事の動機」に頭ではなく、心で気づくことが出来る様になります。

仕事のテーマを「好きだ」「やっていると心が喜ぶ」「自分がやる価値がある」と思考(頭)だけでなく、感情(心)でも納得できるか。

ここを意識出来るようにするには、まず自分を大切にすることを通じて自分の感情(心)の声に気づきやすくなることが大切です。

ここが出来ていないがために、一生懸命思考(頭)のみに偏ってやりたい仕事探しをするものの、「なんかコレジャナイ」感を感じて行動(足)に移せない方を多く見てまいりました。

自分の心の声が意識しやすくなった上で意識して新しい情報を得たり行動をすると、自然と「やりたいこと」の要素が見えてきます。そこを意識することが「やりたいこと探し」で大切なことなのです。

逆に、感情(心)だけでやりたい、と思っても仕事とするためには技術と心がけがプロとして通用する水準になっている必要があります。この辺の吟味をどう図るか、というのはやりたい仕事を現実するうえで大切なことです。ご不安な方はキャリアカウンセラーとの対話で具体化していきましょう。

「本音のキャリアカウンセリング」ではまず、自分の感情(心)をテーマに対話とセルフケアの方法をお伝えしていきます。

土台を固めた上で「やりたいこと」を見つけてゆけば、より高い確率で自分ピッタリな仕事に出会えるはずです。

自分の想いを言葉にしてみる、視野を拡げるお手伝いをしています。是非「本音のキャリアカウンセリング」のお試しカウンセリングにお気軽にお申し込みくださいね。

まとめ
「やりたい仕事」探しで大切なのは、自分を大切にすることで、自分の感情に気づきやすくなること。その上で思考や行動を進め、視野を拡げてゆくと「やりたい仕事」を見つけやすくなる。