店主・向井

このページでは自分が幸せに暮らす未来をイメージした後、どのように叶えてゆくか?をご紹介します。

このページのまとめ

  • 過去から今の現状を理解するように、「未来から見た今」を意識する。
  • 将来の希望を現実化する第一歩は、「初対面の人に出会う」こと。
  • 高い成果を挙げている人の特徴は、「幸せの未来」を掴む為の習慣として参考になる。
  • 「自分自身を大切にすること」を習慣化することで、自然とよりよい未来へ進める。

以下、順番に詳しく説明します。

キャリアカウンセリング解説ページの内容をもとに説明します。未読の場合、先にご一読ください。

1.未来から今へ流れる時を意識する

普段私たちは、過去からの様々な経緯の積み重ねで今がある、という意識を持っていることが多いのではないでしょうか。

実際、過去積み重ねてきた選択や行動などが積み重なって今の私たちがあると言えます。

一方、未来から今に向けての時の流れを意識したことはあるでしょうか?

入学試験のような期日が定まったイベントに対しては、その日までに何をするべきか、逆算して準備した経験があると思います。一方、自分の幸福を育む、といった自分の内面を満たすテーマについては、忙しい日常の中でなかなか意識出来ていない、ということは多いのではないでしょうか。

高い成果を挙げている企業を調べると、必ず「未来のあるべき姿」を定めて、「今何をすべきか」を明確化して実践していることが分かります。私たちもこれに倣って「未来から見た今」を意識することが大切です。

2.希望を現実にする一歩

私がキャリアカウンセラーとして、カウンセリングの中でお客様の願いが実際に叶いそうか、状況確認でチェックしている点があります。

  • 今まであった事が無い人に出会えているか?
  • 出会った人に自分の希望を具体的に伝えられているか?

これらが絶えずできているお客様であれば、前進している感覚は得られる、と見立てます。

キャリアを育むポイントの一つに「ロールモデルを見つけられているか?」があります。

ロールモデルとは自分より先に希望を叶えた人たち。その人たちから学ぶことは具体的な方法の立案にも役立つうえ、自信を育むことにも繋がります。

3.ハイパフォーマーの方の特徴

今まで私が担当してきた利用者様の方の中で、自分が設定した目標に対して、高い成果を挙げるいわゆるハイパフォーマーと呼ばれる方々の傾向をまとめました。

先に挙げた人との出会いを繰り返してゆくと様々な助言が集まってきます。そこからスタートして、とにかく一回試してみる、その中で自分に合うものは続けてゆく、というのが習慣化されています。助言した人も本人が一回は試すので報われますし、本人も「あの助言をすれば良かった・・・」と後になって後悔する事が無くなります。

更に感謝の気持ちを表すことでその都度、気持ちに区切りを入れることが出来ます。

「ちゃんとお礼を言えた、節目を大切にできた」という感覚は、未練なく次に進むために周囲にとってもご本人にとっても大切です。ちなみに、感謝は自分自身に対してもされるといい、と思います。

「今、ここ」があるのは過去の自分が頑張ってきたお陰と言えます。今の自分が過去の自分を労う、というのは自分の中で区切りを入れ、次に進むためにも大切です。

4.「自分を大切にする」を習慣化する

上記のようなハイパフォーマーと呼ばれる方もキャリアカウンセリングにいらっしゃいます。

その理由を伺っていくと高い成果とは裏腹に「自分を大切にする」ことが後回しになっているケースが良く見られます。

自分を大切にする、というのが自分の本音に耳を澄まし、現実と上手に調和させる方法を模索することです。

  • 「ありのままの自分」でいることを大切に。自分の存在を条件づけしない。
  • 自分の気持ちをスッキリさせるため、「未完了」を減らしてゆく。
  • 自分の願いを日々、少しづつでもよいので叶えてゆく。

このようなことを実践していくことで「まずは自分の願いを叶える」ことを無意識に出来るようにしていく事、つまり習慣化していきます。それまで「人と比べて優れていないと」とか、「自分より人のために」といったこと優先で自分のことが後回しになっているお客様がいらっしゃいます。

まず意識して行動や思考を「自分を大切にする」軸に変え、無意識に自分を大切にすることが出来るようになってからキャリアの諸課題に取り組むと、納得・満足の度合いが高くなるのでお勧めです。

自習でキャリアのことを勉強しているのにイマイチ腹に落ちないケースは、「自分を大切にする」ことが基礎として固まっていないケースが多いので、見直してみることをおススメします。

もちろん、「本音のキャリアカウンセリング」ではこれを最優先テーマに取り組んでいきます!

このページの内容を踏まえ「自分の本音」と向き合う方法を解説しているページもご覧ください。